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3rd eye

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3rd eyeのゲーム画面・キャラクター画像
◆3rd eyeの内容◆
A 2D exploration/horror game starring the Touhou Project's Koishi Komeiji. Use her Third Eye to explore a mental world entirely unlike reality.
3rd eye
2019年9月30日 発売
Sony Music Entertainment (Japan) Inc. / UNTIES
3rd eyeの評判
良い評判
東方projectの二次創作ゲーム。ですが、オリジナル要素がかなり強いので原作を知らなくても問題なく遊べると思います。

◆概要
ホラーゲーとしては、戦闘や逃走・脱出といった焦燥感や恐怖感を煽る要素は全くと言っていいほどなく、グロ・ビックリ系の演出も“ほんの少しだけある”程度です(それもそこまで強いものでもないです)。
どちらかというと不気味・陰鬱系ホラーといったテイストで、サードアイを使用した際のNPCから聞き出せる「心の声」や、マップに落ちているメモ(主に意味深な手書きのメモと、実際の精神医学関連のコラムに大別されます)、ゲームオーバー(サードアイの使用時間限界を迎える)後のコンティニューで再開地点に突っ立ってるこいしの人形の台詞、途中で出てくる選択肢がもたらす結果やバッドエンド(後述)での台詞等々、プレイするうちにじわじわと精神的ダメージを受けて気が滅入ってくる演出はとてもよくできていると思います。
それでいながら、こいしをはじめとした登場人物たちのデザインはどこか愛嬌があり、興味や危機感が薄そうな淡々としたこいしの独白やNPCとのやり取りも相まって、不気味・陰鬱になりすぎずいい意味で雰囲気が中和されているところもミソ。言うなればティム・バートン的というか。

◆システム
文字通りの2D探索です。基本はNPCとの会話とキーアイテムの収集・使用により進行します。
「サードアイ」を使用することで隠されたアイテムなどを見つけるほか、NPCの「心の声」を聞いたりすることができます。またサードアイ使用中はBGMが変化し、NPCやオブジェクトや背景も変化します。これらは進行上必要なものもあれば、無関係と思しきものまでさまざまで、考察好きな人の心をくすぐると同時に、考察するほど悲しい気持ちにもなる諸刃の刃でもあります。

◆シナリオ
基本一本道ですが途中でいくつか選択肢があり、それによって一部演出が変化するほかエンディングが変化するマルチエンディング方式となっています。3種類ほどあるそうですが私が確認したのは2種(グッド・バッド)でした。
ネタバレになるので詳細は伏せますが、心優しい人は選択の結果に「こんなはずじゃなかったんだ……」となると思います。

◆音楽
東方project二次創作としては外せない要素の一つだと思うのが音楽。
ピアノ・ストリングス・オルゴール等を用いた原作アレンジ曲とオリジナル曲の混合で構成されており、シンプルながらホラーゲーとしての不気味さや陰鬱さの演出を支えています。一部の楽曲はどこか悲しさや寂しさを感じさせるものもあり、良曲揃いだと思います。
個人的にはERRATIC(地霊殿のラストリモートアレンジ)と抜け雀(永夜抄のシンデレラゲージアレンジ)が好きです。

◆総評
不気味・陰鬱系、じわじわと精神的ダメージを受けて気が滅入ってくるといった部分はあるものの、個人的にはプレイ後感としては「不思議な夢を見た感覚」が一番近いかな、と思いました。LSDやゆめにっきのようでありながら、キャラデザインや音楽に電子ドラッグ的なキツさがないのがうまい事機能してくれた感じでしょうか。
東方やこいしが好きな人はもちろん、不気味・陰鬱系ホラゲー好きな人にもオススメできると思います。
余談ですが廃墟や精神病棟っぽい感じのマップや描写、一本道でありつつ選択肢によるマルチエンディング、動物頭の子供たち等々、「the town of light」というホラゲーを強く意識した部分が見られるので、そっちをプレイ済の方はちょっとニヤリとできるかもしれません。
悪い評判
3rd eyeの攻略サイト