柔らかな冬の雰囲気が良さそうだったので購入。
町とダンジョンを往復するだけ、と活動範囲は狭いが、可愛らしく動くキャラは見ていて気持ちがいい。
アイテムも一つ一つ説明文があって、数も沢山あり、なかなかに作りこまれたゲーム。町の人との親密度をあげる恋愛・結婚的な要素もある(よく分からないまま振られる事も)
だが、パズル+ローグライクの相性はイマイチと言ったところ。
基本は物を持ち上げてどかし、子供を親の元に帰す(投げ飛ばす)のが目的。
不用意に重い物を持ち上げたり(つまりパズルを簡単にしたり)、獰猛な動物に近づくとHPが減る。間違った選択をできるだけ減らして、冬を乗り切るサバイバルゲームというコンセプトはすごくいい。
しかし、ローグライクにする事で、パズル性が薄まっている印象。
ランダムでもパズルが成立するようにできてはいるが、どうもパズルをやっている感覚が薄れ、プレイごとに作業感が増していく。
これは物を持ち上げる事が前提のゲームデザインであるせいだと思う。それに伴いHPが大量にあるので一手の重みを感じづらい。
また、解法が分からなければ、物を持ち上げてもどうすればいいか分からず、諦めなければならない事もある。難易度が上がった所で諦めると、次もまた諦めたくなるような難易度のまま、ついにはゲームオーバーとなる、やり直しができないセーブの仕様は、流石は冬ゲー。
物同士をつなげると新しい物ができるというアイデアは某ゲームのクラフトのようで面白い。
だが、蜂を繋げると蜂蜜ができる、等は分かりやすくていいが、関係のない物同士が新たな物を生んだりするので、レシピが覚えられない。(ウサギがベリーになったり、リンゴになったりする)
英単語の丸暗記のように覚えなければならない事も多い為、何度もレシピを確認する事になって面倒。と言っても、レシピが多くないとそれだけ作業感が強くなるので仕方無いと言えば仕方無いのだが・・・レシピを完全に頭に叩き込めればきっと楽しめるだろう。
雰囲気やデザインが好きなのでオススメにしているが、気持ちとしてはオススメと非オススメの中間くらい。
パズル好きなら楽しめるだろうが、ローグライク好きというだけなら、あまりオススメはしない。