[b]レースシム界の金字塔[/b]
rFactorがsteamで売られていることを知ったのは'15年に入ってからのことだが、ゲーム自体はDVD-ROM版及び独自クライアント版として'05年ごろから販売されている。
デフォルトではパノス・エスペラントシリーズ[strike]とBMWザウバー・F1.06[/strike]のほかISI製のフォーミュラカーやラリーカー・ツーリングカー・GTなどが数車種収録されているだけでお世辞にも盛りだくさんとは言えないが、それぞれの車種がキャラが立っていてMODを山ほど入れても運転したくなるような魅力を持っている。
特に、"Kodi ZR"以外の車種は後継作のrFactor2には収録されていないため、独特な世界観が作られている。Rhez2005とか[spoiler] 丸っこい車体に超低扁平タイヤ履かせるとかどういうことやねん(爆)[/spoiler]
バニラ状態で収録されるロケーションは、[b]F1の開催地っぽい感じ[/b]のロケーションが6箇所、その他ユニークなロケーションが8箇所収録されている。レイアウト違いを含めるとコースは34種類となる。
[spoiler][b]私のイチオシロケーションである"Lienz"が"2"に収録されないのはホント悲しみ……[/b]mod入れよ……[/spoiler]
2021年現在、発売からは15年。臨場感のあるレースゲームはいくらでもある。グラフィックのきれいなレースゲームもいくらでもある。近年はゲームパッドでも操作できるよう工夫されたUIを搭載したタイトルも多く遊びやすい。しかしrFactorはVehicle([b]クルマだけにとどまらない![/b])の挙動をシミュレーションするというサンドボックス的要素以外をばっさりと切り落とした潔さがあり、その思想は今なおどんなレースゲームよりも男らしい。このキャラクターは今後どのようなレースゲームが出ようとも、もっといえば"2"の陰にさえ埋もれることはないだろう。
「Customize, Control, Connect」を合言葉に第3者による様々な解釈を受け入れる余地が、いくらでも取られている。続編にあたるrFactor2が発売された今でも本作を対象にしたMODが製作されている。さらには「ReShade」に代表される、あとから近代的なシェーディングを追加するmodも出ており、重くはなるがより迫力のある映像でプレイすることもできるようになった。
[b]レースシムを語るのはrFactorをプレイしてからでも決して遅くはない。[/b]
※BMWザウバー・F1.06はかつて販売されていたDVD-ROM版または旧独自クライアント版のみの収録でsteam版では未収録の模様。お詫びして訂正いたしますm(__)m