パズルの美学を感じないピクロス/お絵かきロジック/ののぐらむ。最小5x5マス、最大40x40マスで200問以上。
例えば算数で、131x7=を解いてみて917と出ても何も思わない。けれど125x8=を解いてみてピッタリ1000になると気付いた瞬間にはちょっと嬉しくなる。美学なんていうと大仰だが、要はそういうことだ。このゲームにはそれが欠落している。
他にも不満点は沢山ある。
例えば横のヒント数字が1,3,2,6,2,3,1のように綺麗に左右対称に並んでいる問題がある。すべての行がそうだ。それを解いてみて、本当に左右対称の絵が出てきちゃダメだろう。そんなもの半分は水増しじゃないか。
例えば25x25マスだと銘打っている問題がある。なのに外周の2~3行/列が0のみで、実際の問題は21x19といった問題が大量にある。キャンバスは端まで使い切れ。せめて25x20で出せ。5マス刻みで問題サイズが決まってるのに、5行/列以上潰すのはなしだろう。
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他にもエンドレスというモードがある。キャンバスの最大/最小サイズを設定してやれば、次から次に問題が出てくるのだ。ただ、これは通常モード用のとは別の問題ストックから引っ張り出してきているわけではなく、その都度機械生成された問題が出題される。
つまり、できあがるのはヒントと矛盾していないという以外になんの価値もない模様。白紙の上に散乱した黒豆。出来損ないのQRコードである。
さらにチャレンジというモードもある。1日1回だけ挑戦できクリアタイムを競う。問題は日替わりで、こちらも機械生成だ。当然できあがるのは飛び散ったインクの染み。できの悪いロールシャッハテスト。
お絵かきロジックでなんで絵じゃないゴミが完成するんだよ。
また、パズルを解くと1問につき最大3個の『賞』を獲得できる。クリアで1個、ノーヒントクリアで2個、ノーヒントほぼノーミスで3個だ。説明はないが、おそらく『賞』の累積個数で新たな問題がアンロックされていく方式だろう。惜しくもミスをして賞2個で終わった問題も、やり直せば3個目を獲得できる。
ピクロスは正しく問題が作られていれば別解はない。楽しめるのは1問につき一度だけだ。敢えてリプレイをさせようとしてくる意味がまったくわからない。こっちはもうクリアして浮かんでくる絵を知ってるのだ。なんだったらスクショを撮って、その通りに再入力するだけの作業だ。何が楽しいんだ。何が目的でそんなことをさせるんだ。
総じて、なぜ先人がそれをしなかったのかを考えずに「無かったんでやっときました! 親切でしょ?」と言わんばかりの作りである。答えは簡単、それをやったら面白くないからだ。