[h1]概要[/h1]
クォータービューの3Dパズルゲーム。ブロックを押してスイッチの上に乗せる点で控えめな『倉庫番』要素もあるが、主人公が背負っている大きな筆を駆使した2つのアクションが特徴。1つ目は、バケツからインクを吸わせ、水面に直線状に撒くことで一定時間上を歩けるようになる。2つ目は、次元の門にポータルを描いたり消したりでき、同じ色のポータルを繋いでワープすることができる。時間制限やタイミングを見計らう必要により、ダッシュで移動するなどのアクション要素もある。
途中で3つの妖精を捕まえながら、スイッチを押して出口に到達すればステージクリア。半分程度のステージでは、2つのキャラクターを切り替えて進むことになる。全43ステージ×「EASY」を除いて3難易度。
[h1]言語[/h1]
日本語対応。簡単な会話も挿入される。クレジットを見るに翻訳だそうだが、元から日本語と言われても分からない。
[h1]評価[/h1]
[b]おすすめ度:★★☆☆☆(2点 / 5段階)[/b]
購入価格:¥825
ステージは広いものの小さな区画に区切られていて、それぞれの難易度は低め。オブジェクトはかなり分かりやすく設置されており、1つのブロックを使い回すようなことすらほとんど無いし、次元の門をドアとして素通りすることができるルールも活用されているとは言い難い。アクションRPGのダンジョンで簡単なパズルをすることがあるが、まさにあの感じ。子供でもクリア可能なレベルだろう。
本作には、いくつかストレスを感じる部分がある。まず、全体的にオブジェクトの判定が狭く、ただ出口から出るだけでも、場所を変えながら数回決定ボタンを押さなければならなかった。基本動作のジャンプは一切の段差を越えられず、存在意義がほとんど無い。一番不要だと思ったのが、パズルと関係ないリフトの乗り継ぎミスにより、転落してセーブ地点まで戻されてしまうこと。クォータービューでの斜め移動の難しさ、アンドゥ機能が無くセーブ地点が限られているという点も相まって、何度か同じパズルを解かなければならなかった。
それでも1周目は楽しめるのだが、全実績解除には「NORMAL」「HARD」「QV」という3つの難易度をクリアする必要があり、この作り込みが甘くてどんどん評価が下がってくる。会話が丸々同じでステージの8~9割がコピペということは許容できるが、要所がそのままだったりと手抜きの水増しと言っても過言ではない。収集要素の妖精も、投げやりに出口付近に置かれていたりする。パズルは数マスの違いで解法がガラッと変えられるので、再利用するならそういったツボを抑えた難易度変更をして欲しかった。
パズルゲームとしての妙味に乏しく、価格を見ても割高に思える。ただ、本作最大の魅力は、操作キャラクターが可愛い女の子ということであり、デザイン面が評価の大半を占めてくるだろう。上記の点を踏まえてもなお見た目が気に入ったなら、そこそこのおすすめと言ったところ。
[h1]実績[/h1]
14.6時間で全実績解除。前述のとおり、3つの難易度での全ステージクリアはやや作業感がある。一部特殊な実績もあるが、さほど難しいものは無かった。