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F.E.A.R. 3

ページ更新日:
38
F.E.A.R. 3のゲーム画面・キャラクター画像
◆F.E.A.R. 3の内容◆
F.E.A.R. 3 delivers all the hallmarks that define the F.E.A.R. brand: terrifying paranormal experience, frenetic combat and a dramatic storyline.
F.E.A.R. 3
2011年6月21日 発売
Warner Bros. Interactive Entertainment
F.E.A.R. 3の評判
良い評判
FEARシリーズ3作目のホラーFPS。

前作で批難されていた、CS向けの不便なUIやアルマが襲って
くる演出でのボタン連打など不満点は改善されており、特にシ
ステムでは不便なところは見受けられない。
ホラー演出は前作と同じような演出に終始しており、今作でもや
やマンネリ感のある演出になっている。

FPS部分についてはFEARらしさが十分出ている。ルートはほぼ
一本道。部分的には複数のルートはあるが、ストーリーに影響は
ない。といっても、FEAR1・2も似たような構成ではあった。
ロボットに乗っての戦闘については意見が分かれるところか。
主人公 ポイントマンでクリアすれば、そのステージでフェッテルが
使えるようになる。こちらは単純なFPSではなく、違った趣向でゲ
ームを楽しめるようになる。また、このゲームではマルチEDが採
用されており、フェッテルでクリアすればポイントマンと違ったED
になる。

一番の不満点はストーリー。1・2・3とプレイしてきたが、幼女ア
ルマと少女アルマにポイントマンとフェッテルとハーラン・ウェイドの
関係性が前作までで語られてきたものと矛盾してるように感じた。
ポイントマンEDでは続編がありそうな終わり方だったが、もし次回
作があればそこを整理して欲しいと思う。

FEARの戦闘を楽しみにしている人は十分楽しめる作品。ボリュー
ム的にはやや薄く感じるが、coopやフェッテルでの再プレイなどを
考えると妥当だと思う。
Steamから購入するとゴア表現が規制されているが、uncut patch
を導入すれば規制無しで楽しめる。日本語対応。
悪い評判
FEARシリーズのファンから見て、完結編たる今作は全てにおいて最悪だった。
単体のシューターとしては良いかもしれないが、シリーズ作品としては金返せレベル。
ホラーとバイオレンス両面の恐怖描写をまとめてスポイルし、意味不明な展開と台詞回しで見所が一切ない。

シリーズの魅力だったホラー描写はどこへやら。
マップが明るいし人通りもバケモノ跋扈も多いので、不安感を煽る心細さがなくなっている。
作品の恐怖の象徴だったアルマは、メニュー画面ほかいろんな所に顔を出しマスコットアイドル化。
過去作に比べると、突然目の前に現れるシーンにも脈絡がなく、
思い出したように脅かしにくるだけで返ってシラけてしまう。一応びっくりするけどね。

敵は新キャラ多数ながら、ただの人間のくせに理由もなくトンデモ能力を連発し、
ある意味クローン軍どころかアルマよりも恐ろしい。
ほかにも、全編とおして謎のクリーチャーに襲われ続けるが、コイツの存在が意味不明。
終盤にその正体が明らかになっても、理由の説明もないので余計に納得がいかない。
本作にはジャーナルや武器の取扱説明書が存在せず、世界観の補足説明が一切ないため、
今の情勢、敵の能力、クリーチャーと全て説明不足のままになっている。
せめて武器名くらいあってもよかったと思う。

1作目の主人公は「ポジションがポイントマンであるFEAR新人隊員」で、プレイヤーの分身として一緒に怖がり戦ったのだが、
本作の主人公は「ポイント・マンという変な名前の、顔も性格も能力もはっきりした一個人」であり、
しかも第三者視点でその姿を見ることも多いので、もはや名前がない事も喋らないことも意味がない。不自然なだけ。
狂言回したるフェッテルは、言ってることが(支離滅裂という意味で)狂ってるだけで、これまた意味がない。
さらに、終始プレイヤーをイラつかせる無能でエラそうでブサイクな東洋人ジン。
拡張パックのまま死んでて欲しかった。むしろ強くて美人なストークス中尉を復活させて欲しかった。
2の主人公だったベケットの扱いもあんまりで、彼が荒れる気持ちは分かるが、もうちょっと優しくできなかったのか…。

ストーリーは輪をかけてヒドく、話が繋がらなかったり、いきなり舞台が飛んだり。
最終ミッションは目的からして意味不明。
説明不十分なこともあって、ストーリーからもゲーム展開からも、プレイヤーは完全に置いてけぼりにされる。
まったく自体は収束しないままエンディングを向かえ、「はぁ?」となってしまった。
途中からジンはどっか行っちゃったし、そういえばベターズも出てこなかったなぁ。
ストーリーの顛末を知りたくて買ったのに、ぜんぜん話が片付いていない。

美術面では、武器デザインがこれまで以上に派手になり、もはやプロップガンの領域。カッコイイけどダサい。
マップは明るくカラフル、その割には赤成分が多めで、ただ胸糞悪いだけの見た目になっている。
BGMにはシリーズ定番曲が使われておらず、全体に派手寄り。本作の明るい雰囲気には合っているのかもしれない。

日本仕様としてみると、日本語訳のダサさ、それより数倍ヒドい吹き替え演技、ゴア規制によりメリットは皆無。

FEARはもともとソロプレイ向けのゲームなのに、今作ではCOOP前提のような設計になっている点もマイナス。
COOPにしろマルチにしろ、これを一緒に遊びたがる人なんてそんなにいるんだろうか?

以上、良い点を探したかったが見つからなかったので、シリーズファンとしては間違っても人に薦められない。
uncutpatch非適用だったから余計につまらなく感じたのかもしれないが…。
やはり1作目の衝撃を超えることはできないのだろうか、ブラザー?
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