FLAME ARROWはゲームの情報サイトです

Hearts of Iron III

ページ更新日:
59
Hearts of Iron IIIのゲーム画面・キャラクター画像
◆Hearts of Iron IIIの内容◆
Hearts of Iron IIIを使用すると、世界史上最も魅力的な紛争である第二次世界大戦を、あらゆる国と同じように、さまざまなシナリオでプレイできます。 1936年から1948年の間に栄光と戦争を繰り広げ、外交を行い、これまでで最も詳細な第二次世界大戦のゲームで業界を構築するように国を導きます。
Hearts of Iron III
2009年8月7日 発売
Paradox Interactive
戦時中の世界を舞台にした戦略ストラテジーゲームっす。
シヴィライゼーションみたいなゲームね。
Hearts of Iron IIIの評判
良い評判
(サイバーフロント版を200時間ほど遊んでのレビューです)

元々サイバーフロント版を持っていましたがわけあって手放すことになったのでsteam版を購入しました。
このゲームは当初サイバーフロントという会社から日本語版が発売されていましたが、同社が倒産してから価値が大幅に高まりパッケージ版を買おうとすると数万円も支払わなければなりません。
そのためよほどの物好きでない限りsteam版を買うはめになるでしょう。

ゲーム概要

このゲームは1936年から1945年までに実在した国家を選択し、資源や生産、諜報、選挙に戦争などといったイベントをこなしつつ国家を存続させていくゲームです。当時あった国家ならどの国家でもプレイ可能で、ドイツやアメリカ、ソ連はもちろんフランスでマジノ線延長して持久戦プレイやアルバニアで世界制服をたくらんだりといったプレイも可能です。(できるとは言ってない)
このゲームには明確な勝利というのがなく、基本的にプレイしてて自分の納得いく条件を満たしたり飽きたりしたら最初から遊ぶという形を繰り返します。(一応勝利条件というのがありますがこれはほぼ形骸化しています。エンディングも1クリックで終わるし)
他の作品には科学勝利、文化勝利、経済勝利といったものが存在する作品もありますが、この本作の勝利条件は軍事的勝利しかありません。(ロンドンを枢軸国が所有、連合国がジブラルタルを保持など)
また、本作には技術開発や外交、政治といった要素がありますがそれもすべて戦争に勝利するための手段にすぎないのです。戦争をしなければ勝てないゲームなのでどの国を選んでも結局は戦争することになります。(スイスなどを選んで物見遊山プレイを除く)

基本的なプレイとしては戦争や技術開発を繰り返して国力を増加させて生き延びるという形でしょうか。
戦争や軍拡ばかりしていると産業が疎かになり近隣国家から敵対視され最終的には宣戦布告されます。
かと言って産業に熱を上げていると弱小国家とみなされて肥えて太ったところをおいしく頂かれます。この辺の駆け引きはシヴィライぜーションシリーズと似てますね。
技術開発もアメリカのような超大国でない限り割り振れるポイントが限られてくるので日本のように海軍重視やソ連のように陸戦特化といった方向性を定めて開発する必要があります。

日本語化について

現在日本語化MODがでていますが完成度はまだ低く導入もかなり難しいのでMOD導入技術が多少必要になります。ファイルの置き換えはもちろんレジストリの書き換えも必要なので敷居が高いです。
・・・そもそも日本語化が進んでない大きな要因として、本作に限ったことではないのですがパラドゲーはマルチバイト文字に対応していないので単純に英文を和訳すればいいというわけにはいかない実情があります。文字化けパッチを当てたり様々な四苦八苦を重ねて日本語化MODが作られているのです。製作者の皆様には本当に頭が下がる思いです。

チュートリアルについて

チュートリアルも付属しています。当然英語ですが。
生産、外交、技術開発など大筋のことは学べますが緻密なゲーム故に滅んだり失敗してから学ぶのが基本になります。
ちなみにチュートリアルで教えてくれるのはなんとあの[url=http://dic.nicovideo.jp/a/%E7%BE%8E%E5%A4%A7%E8%90%BD%E3%81%A1] 美大落ちのおじさん[/url]、プレイヤーに必要なことを教えてくれ[spoiler]た後に拳銃自殺するという、ユダヤ人に[/spoiler]優しい作りとなってます。


DLCについて

Semper Fi(センパーファイ アメリカ海兵隊用語で常に忠誠をの意)

ゲーム開始時に勝利条件を選べるようになる(但しイギリス、ドイツ、ソ連のみ)
戦闘序列が簡単に変更できるようになる
空戦マップモードの追加
司令部の戦域を簡単に変更できるようになる
宣戦布告時の勝利条件を変えられるようになる?(これはFtMからだったかも)

For the Motherland (導入にはSemper Fiが必須)

戦略物資を追加
AIの改良
シナリオの追加

Their Finest Hour (導入にはSemper FiとFor the Motherlandが必須)

シナリオの追加
カスタムゲームモードの追加(開始時の国家の状態が変更可能に)
作戦計画モードの追加
ユニークユニットの追加
ICを貸与できる貸与システムの追加

○○パック

主にグラフィックの変更のみ。ユニットの追加などはありません。ゲームの性質上ほとんど見ないのでゲームをプレイして欲しくなった人以外は買う必要がありません。

総評

DLCについてはSFとFtM、THFの3つを買うのをお勧めします。
このゲームはパラドゲーのご他聞に漏れず非常に緻密なので私のようにサイバーフロント版を持っていて手放しため買いなおした人間か過去のHOIシリーズを経験した猛者、もしくは英語力に自信ニキ以外にはお勧めできません。
これから初めて買う人にはとても厳しいです。緻密さもさることながら日本語化もかなり難易度が高いので導入技術も必要です。
ハーツオブアイアンシリーズを初めて手にする人には↓のものをお勧めします

Arsenal of Democracy(前作HOI2のMODが独立してゲーム化したもの。[url=http://hoi-mod.paradwiki.org/?AOD%2FAOD%C6%FC%CB%DC%B8%EC%B2%BD#f58p2345] 日本語化可能です[/url]上書きしてパッチ当てるだけと簡単。)

追記:次作のHoI4がマルチバイト文字対応で日本語化可能とのこと。
これほど楽しくて中毒性のあるゲームは、あったとしてもほとんどありません。もちろん、完全な体験を得るために最新の拡張パックも入手したいと思うでしょうが、このゲームはおそらく私が今までプレイした中で最も中毒性の高いゲームの基礎を築きました。このゲームをプレイする方法は無数にあるので、同じ経験はありません。グランドストラテジーゲームを楽しむ歴史愛好家に強くお勧めします。非常に大きな学習曲線がありますが、徐々にそれを乗り越えて、プレイするたびにゲームをより深く理解することを学びます。
悪い評判
ランチャー飛ばして起動してるので実際のプレイ時間は300時間ぐらい
星二つ
ヒストリカルでシビアなゲーム性という点ではHoi2DHの劣化で、戦略レベルの強化やUIの改善という点ではHoi4の劣化です

hoi2の完成度が余りに高すぎたために、パラドが次に目指したのは大胆な改変と拡張でした
2にこれ以上何か足すというのは将棋やチェスに新しいルール足して面白くしようとしてるのと一緒だからね
その試みが正しかった事をようやく証明するにはhoi4まで待つ必要がありました
3は試行錯誤のために生まれた捨て石みたいな物で、今からやる価値はありません
3の好評な点は全て4で高次元に昇華され、3の悪評な点の殆どは4で改善されました
私は以前のリリースからHeartsofIronの大ファンでした。彼らはさらに多くの「コントロール」でその成功を取り戻そうとしたようですが、私にとってはあまりにも多くのことが起こっていました。頭を包み込むには多すぎます。追跡するには多すぎます。楽しむよりも雑用が多すぎる。

彼らがとった方向とは別のもっと楽しい方法で彼らが構築できたのではないかと思います。彼らが別のことをして、製品をより類似しているが、以前のリリースから購入する価値があるほど明らかにまだ異なっているように改良することを願っています。
Hearts of Iron IIIの攻略サイト