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Get Packed: Fully Loaded

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Get Packed: Fully Loadedのゲーム画面・キャラクター画像
◆Get Packed: Fully Loadedの内容◆
Get Packed: Fully Loaded is the expanded edition of the couch co-op removals game that’s full of calamity and physics-based carnage for 1-4 players.
Get Packed: Fully Loaded
2021年7月28日 発売
Coatsink
Get Packed: Fully Loadedの評判
良い評判
荷物をトラックに詰めて出荷するバカゲー。
いわゆる、関節がないタイプで、ぐにゃぐにゃに動く。
兎に角カオスなので二人でやることをお勧めする。
悪い評判
概要
カジュアルでコミカルグラフィックスの本作品はマルチ専用のパーティーゲームです。
3分30秒という制限時間内で、どれだけ多くの荷物搬送・顧客からのミッションをクリア出来るか、という内容です。
全6ステージで各ステージは3マップから構成されます。
ゲームの特徴の一つとして、細部に渡る物理演算を駆使したキャラクターやアイテムの面白くもリアルな挙動が挙げられます。
この辺はぜひデモをプレイして体験して下さい。
プレイにはキーボード・ゲームコントローラーの二つを試しましたが、ゲームコントローラーが推奨されます。

プレイ中に感じた事
・"梱包"のアクション操作が難しい
両手で持つ事を要求されるものの、"両手で持つ"操作がシビア過ぎて手が離れる・付近にあった別のアイテムを持ってしまうといった誤操作が頻発します。
おまけに積み込み先のトラックを発進させる操作が一部重複しているため、意図しないタイミングで発車するというミスが生まれ易いです。これはマルチプレイだとよくある凡ミスとしてコメディ要素ですが、ソロプレイだと時間的余裕が全く無いのでストレスにしかなりません。
・物理演算による挙動が細かすぎる&ダメージ判定が大き過ぎる
作品の特徴ですが、この挙動がゲームの難易度を極端に上げている一因です。
とにかく物の壊れやすさが凄まじく、すごい勢いで破損してペナルティを課していきます。
これに拍車を掛けるのが、梱包したアイテムにダメージが入ると即座に梱包が"解放"される仕組みです。
梱包が解けて飛び出したアイテムによる爆発的ダメージが他のアイテムに入るアクシデントは面白い反面、頻発し過ぎると理不尽な難しさになります。
・制限時間が短すぎる
とにかく短い。マルチ前提の時間でソロプレイは苦行です。
ゲームに隠されたギミックは気になるものの、見ている余裕や楽しむ余裕がありません。
なぜ時間を一択にしたのかしら?
・通行する車両を止めるといった連携が求められる要素はソロには不要では
交通事故も序盤だと面白い程度ですが、後半だとプレイが困難に。
一回轢かれると連鎖で30秒ほど次々とボールのように弾かれます。
車両の通過頻度が多過ぎて、制限時間でクリアするのも苦痛になります。

感想
ソロプレイには不向きで、安くても正直あまりお勧めできません。
というのも、ゲーム内の制限時間や難易度がマルチプレイ前提の味付けなので、一人でプレイすると必然的に高難度となり、これは一切の変更は出来ません。
この環境で同じ作業が延々と続くのでストレスが溜まります。
それならばオンラインプレイで、とマルチプレイのマッチングで人を待ちますが誰も居ません・・・。
作品としての完成度、例えばBGM・SE・グラフィックス・高精度の日本語翻訳・操作性などを見ても高く仕上げられている本作ですが、マルチプレイ前提の難易度で人が居ない現状では理不尽なまでの難易度の中で単純作業の繰り返しに終始し、正直退屈なゲームです。
ソロでは楽しめない。その一点が、マルチプレイでも人が閑散としている現状の理由なのかなと。
要素としては素晴らしい発想や仕組みが見られるだけに残念です。
リリースから数年経過している点を見ても、今後の改善は難しいのでしょうか・・・。
Get Packed: Fully Loadedの攻略サイト