2004年にアーケードでプレイしてそのゲーム性と遊び心に惚れ込み、ドリームキャスト版を買って死ぬほど遊んだSTGが12年の時を越えSteamで復活した事を言祝ぎたい。
広範囲に拡散するワイド、敵に向かって誘導するミサイル、攻撃範囲は狭いが全てを貫通し高威力のレーザーを使い分けて進む非弾幕系STG。
難度はVeryEasy、Easy、Normal、Hard、VeryHardの5種。
それとは別に、自機のパワーアップに応じてランク変動する。
全てのステージを通しでプレイする通常モードの他、スコアアタックモードで任意の1ステージのみ遊べるので苦手なシーンの練習もできる。
稼ぎは敵を倒すと落ちてくる勲章をかき集める勲章育成システム。
取り逃すと勲章は10点に戻ってしまうが、そもそも全回収は不可能で、取りやすく沢山取れる所だけ取るべきで、逃してもすぐまた1000点まで育成できるので悔しくないのが良い。
ボム使用が前提のシーンが無く、撃墜率でボーナス、クリア時に持っているボムの数に応じてボーナスと「死なないのが偉い、敵をいっぱい倒すのが偉い、ボムは使わないのが偉い」という潔く漢らしい仕様が良い。
敵の挙動や配置がバラエティに富み、シーンごとの捌き方を考えるのがやたら楽しい。
敵の攻撃に適度なランダム感があり、パターン構築だけでは捌ききれずアドリブが必要な箇所が多く、プレイしていて飽きない。
「このシーンはこう捌くべき」という絶対解が無く、ほぼ全てのシーンが最適解を求められるのみのため、自分の腕や稼ぎに合わせたプレイスタイルの確立が楽しい。
UFO、ガメラ、岩石リフティング、BreakOutでGoodを出した後のインベーダーなど、隠れキャラ的な遊び心が楽しい。
Windows初期のフリーソフトのような安っぽいフォントや、PS1と見紛うチャチなポリゴンモデルのせいで見た目で凄い損をしているのだが、是非プレイしていただきたい。
パワーアップを合計8段階以上げるとランクが急激に上がり難しくなったり、きちんと敵を捌かないと追いつめられて死んだりする箇所があるので若干マニア向けではあるが、STGが好きならお奨め。
勲章取りも含めた緻密なパターン構築をしても楽しい、とにかく死なないプレイも楽しい、アドリブで流して危なくなったらボム連打しても楽しい。
懐の深い、どう遊んでも楽しいシューティングラブ。