このゲームの目的はショップに売ってあるジル・ガールというスカートをはかせて、空中で銃を撃ってるリーンベルを眺めることです。それだけで時間が過ぎます。
私はこのゲームが初めて発売した2010年にXbox360にて購入し、当初は今まで見たことのない様なRPGが出来るなんて楽しみだな!と思いながらプレイしていたのですがあまりにも特殊すぎるシステム、少々慣れないキャラクター、ストーリー展開、敵キャラクターとのエンカウント率&一回の戦闘時間がしんどくてチャプター3クリアした辺りで手放し、リマスターが出て再復帰を試みるも同様の理由でまた諦めてしまいました。
しかし、このままだと自分はこの作品を理解出来ぬままエンドオブエタニティを否定してしまう気がしてそれはそれで悔しかったので1か月程真剣にこのゲームと向き合いました。そして、何とか全実績解除を果たしましたので改めてレビューしようと思います。
[b]【良かった点】[/b]
・斬新なシステム
レゾナンスアタックやインビンシブル・アクションといったシステムを導入することにより、ただレベル上げをすればクリア出来るといった内容ではなく戦略には工夫が必要となっています。慣れてくるとマップに合わせて対応する事が出来るようになり、自分の成長を感じます。
・目を引く世界観&マップ散策
毒された大気が地上に沈殿し、ねじ曲がった地軸は地上から時間の概念を奪っていた。そんな世界から人類が生き残るために巨大装置「バーゼル」という地を作り生活していく…といった世界観が広がっておりディストピア感が漂いつつも、どんな世界が広がっているのか気になりました。また、このゲームは初期段階では散策出来る場所は限られており、マップ内の敵キャラクターを討伐した時等に取得出来るエナジーヘキサと呼ばれるアイテムを使用し行動範囲を広げられるのですが、このシステムが未開拓な地を少しずつ理解するといった意味でも世界観にマッチしていると感じます。
・武器改造の幅広さ
他のゲームでも武器を改造しステータスを上げるシステムは存在しますが、ここまでも自由度が高く、またオリジナリティ溢れる武器が作れた作品はなかったんじゃないかなと思うくらい斬新なシステムです。私は理解が浅かったので攻略サイト片手に見ながらでしたが、模索しながら改造するのも楽しいと思います。
[b]【悪かった点】[/b]
・斬新なゲームシステムを作るのであれば丁寧なチュートリアルを
このゲームの一番ダメな所は、他に類を見ない斬新なシステムを採用しているのにも関わらずチュートリアルが壊滅的に分かりにくいところです。確かに一般的なRPGと違った視点で楽しめるといった部分は挑戦的でもあり、システムを作り上げるのは大変だったんだろうと想定出来ますが、プレイヤー側からすると理解する前に頓挫してしまう人が殆どだったのではないかなと思われます。理由としては各チュートリアルが始まる前にテキストと画像を使った説明のみであった事、専門用語が多く理解が難しかった事が挙げられます。もし、今後改善が図れるなら専門的な言葉を使わずに説明を行う、動画を使ってお手本を見せる等の配慮が必要かと思われます。でなれければ、いくら斬新で作りこまれたシステムであったとしても理解されずに手放されてしまったら元も子も無いと思います。
・せっかく素晴らしい世界観なのに残念なストーリー
良かった点にも記載しましたが、ディストピア感溢れるわくわくする世界観が広がっています。しかし、ストーリーの中に組み込まれる事が少なく、各個人の話、日常パート、よくわからん話が中心で後半はながら見しながらプレイしていました。(後所々下ネタ的要素が多かったのが気になりました。そこはあんまり要らなかったんじゃないかな…。)世界観を生かすのであれば人類が何を犯してしまったから地上に住めなくなってしまったのか、住民達はどういった理由で階層を分けられているのか、その中にドラマなどは無かったのか…等々色々出来たと思います。この点は本当に素材を生かし切れておらず本当に勿体ないと思います。
以上が今回のレビューとなります。
書いていて改めて思う事は着眼点は悪くなかったゲームだと思うので、もう少しユーザビリティとストーリーを改善出来れば更に良い作品になったと思います。
以下クリア出来なくて困っている人用
[spoiler] ・アドバイス1
インビンシブル・アタックは細い二等辺三角形を意識して作ると次の行動に移りやすいです。
・アドバイス2
チャプター6から利用出来る緑ヘキサを使用したレベル上げ対策は絶対にしましょう。確かに大変ですがこのゲームは一度の戦闘が長い反面、レベルが上がりにくいので必須かと思われます。
[/spoiler]
以上です、少しでも参考になれば幸いです。